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久高島の浜辺で。


沖縄の久高島の夜。
満月、満天の星空、時々流れ星。


誰もいない浜辺で、月明かりだけを頼りに
島で数える程しかない食堂でテイクアウトした
野菜炒め定食弁当に一人ありつく。


周りを見渡しても誰もいない。

風が吹いてこたえるアダンの木のざわめき、沖縄の海の波打つ声、
逃げも隠れもしない満月と星達が今日の食事のお相手達だ。

得体の知れないでかい鳥の羽ばたく音が
心臓の鼓動の脈拍数を変え、割り箸の動きを止める。


そこに流れるもう一つの音はTINGARAの曲。
そう、今回のビッグシンクロニシティに非常に関係のある人で
大好きなアーティストだ。

実家にいても沖縄への旅ができたのはTINGARAの曲のおかげなのだが、
また海によくあう。
(http://www.tingara.com/ 視聴出来ます☆)


曲を聴きながら、月明かりでよく見えない野菜を口にいれる。

あ、これゴーヤだ。

これはキャベツ。

海の潮風と共に食べる野菜はこの上なく格別だ。


あ、キャベツ砂浜に落ちた。


ここでのマナーと言えば、自然をただ感じ、感謝の気持ちを抱くことぐらいだ。


座る場所は
白い珊瑚で出来た冷たい絨毯。こぼしても誰にも怒られない。


フランス料理に負けず劣らずのフルコースを堪能し、ディナーも終わりに近づいた。

するとかけがえのない身近にいる人や仲間、お世話になっている人の顔がどんどんでてくる。

どうやら離れた距離と、人を思う気持ちの回数は正比例するようだ。


この海の先に自分のホームはある。

そんな事を考えながら、野菜炒めの汁にまみれたご飯を一気に口へほおばった。


ふと空をみると、食事終了のサインのように
流れ星がきらめいた。

(続く。)

Okinawa_015

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「伊是名のフェリーの船長さんに車乗っけてもらっただろ」

沖縄への一人旅から帰った日の翌日、
ガイアシンフォニー第三番上映会にスタッフとして参加し、
片付けが終わって龍村監督に言われた一言がタイトルの言葉である。

挨拶で終わるつもりが、東京から沖縄に引き戻される思いでまさに開いた口が
塞がらなかった。

知るはずもない沖縄での出来事をなぜこの人が知っているのだ!?
え〜!?

すると「種明かしをしてあげよう」と龍村監督が不敵の笑みで、
知るはずもない僕の旅のワンシーンを解説する。

旅の話を行った本人ではなく、まして他人がべらべら喋るなど
よくよく考えてみればおかしい話だ笑。

監督が説明した箇条書きに書くと、

・沖縄の版画家、名嘉睦稔さんの出身地「伊是名島」に行こうとしたが台風の影響でフェリーが欠航に。

・途方にくれる反面、予想だにしない出来事に少しワクワクしている自分は港から古宇利島を目指し歩く。

・歩いている途中車が一台脇に止まり、おじさんが車に乗せてくれた。

・車のなかで、会話をしているうちにそのおじさんが睦稔さんの四つ下の後輩だとわかる。

・すかさずいつも持ち歩いている画集を鞄から取り出し
絵を見せながら、まだ会った事もない睦稔さんに関する質問をする。

・車から降ろしてもらった時、そのおじさんはフェリーの船長さんだとわかる。

(以下より僕の知らない話)

・めったに電話をかけないフェリーの船長さんが睦稔さんに電話をした。

・ちょうど睦稔さんは龍村監督達と飲んでいて、その若者は誰だという話になった。

・そしてその若者が俺だとすぐにわかった人がいた。

TINGARAのHIDEOさんだ。

そして龍村監督と僕が再開し、すべての点が繋がったというわけだ。

この一連の出来事は僕が今まで経験した中で最大のシンクロニシティー(偶然の一致)だ。

続く。

Okinawa_011

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